ミャンマー 地震
緊急支援 寄付受付中

2025年3月28日午後3時20分ころ(現地時間)、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の大規模な地震が発生。
現地の報道によると、マンダレー周辺をはじめミャンマー各地でも被害が報告され、1000人を超える死者が出ている模様です。

政府は、被害の大きい6つのエリアに非常事態を宣言。現地の道路や通信が遮断されるなど被害は甚大で現在も捜索救助活動は続けられ、今後被害はさらに拡大するおそれがあります。

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これを受け、ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」は、地震発生直後から情報収集を開始、緊急支援を決定しました。

ピースウィンズはこれまでにも、2008年に発生したサイクロン「ナルギス」の被害者に対する緊急支援をはじめ、2015年にミャンマー全土で発生した大規模な洪水被害でも緊急支援活動を行っています。
今回発生した地震に関しても、現地の被災状況およびニーズを調査の上、現地との連絡を密に取りながら、今後、緊急支援を展開していく予定です。

被災地に、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

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この事態を受け、ピースウィンズは、アジアパシフィックアライアンス・コリア(A-PAD KOREA)と合同で緊急支援チームを現地に派遣。避難所に行けない住民の方々や、懸命に消火活動を続けている消防隊員に向け、下着や靴下などの衣類のほか、飲食料を配布する支援を開始しています。

また、ピースウィンズが運営する災害緊急支援プロジェクトである空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"からも28日に緊急支援チームが出動し、支援活動を行います。

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これまでの支援内容

動画レポート

絶対届ける!40℃超の過酷被災地で日本人医師が語った覚悟
崩壊する医療「この診療所だから救える命がある」涙ながらに訴える日本人医師

記事レポート

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避難所の厳しい現状とこれからの課題。医療・物資支援の両面から被災地を支える

被災者はお寺の境内に集まり、テントと呼ぶにはあまりにも簡素な、木に張ったビニール紐にブルーシートをかけただけの日陰の下で数十人が寝泊まりしています。プライバシーなどはなく、レジャーシートの上で2週間近く住んでいる状況です。

避難所生活の長期化が予想されるなか、この状態を少しでも改善していく支援を考えていく必要があります。

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「先行きの見えない」被災地で求められる中長期の支援

経済的な困窮により、被災をきっかけにホームレスになる人が増えることも危惧されています。こうした状況に対し、ピースウィンズは現地提携団体との連携を模索しつつ、中長期の物資支援や生活再建の被災者支援を計画しています。
当面は避難所で支援活動を行う現地NGOに物資支援を行ったり、ソーラーランタンを導入することで避難所の住環境を整備し、長期化する避難生活をサポートしていくことを考えています。

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震源に近いザガインで医療支援を開始。支援者同士のネットワークで命をつなぐ

4月6日、マンダレーからさらに震源に近い町ザガインに入ると被害の様相は一変しました。
「すでに発災から1週間以上経過しているのに、現場の空気感はまるで発災2日目の能登半島地震の被災地のようだ」(『ミャンマー地震』緊急支援チームリーダー稲葉医師)。
倒壊家屋の多くは煉瓦づくりの建物で、バラバラになった煉瓦が山のように積み上がり、果たしてその家がどんな形だったのか想像することすらできない状況です。

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ミャンマー入国、被災地マンダレーへ

3月31日にタイ・バンコクにて準備を進めていたピースウィンズの緊急支援チームは、3日間にわたって関係各所と調整と交渉を続け、4月3日夜に正規の手続きを経て入国と支援活動の許可を取得。4月4日朝の便でミャンマーに入国しました。

入国までには様々な調整が必要でしたが、被災地にようやくたどり着けたことで士気は高まっています。
チームは今後、現地で活動を開始します。

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ピースウィンズ日本人スタッフがヤンゴンに入り活動を開始

現在、ピースウィンズの現地スタッフが先にヤンゴンに入り、物資調達の調整など活動を開始。同時に日本からの医師、看護師を含めた緊急支援チームは、隣国タイにて入国と活動許可の申請を進めています。情勢不安が続くミャンマーへの入国は容易ではなく、地道に交渉と調整を積み重ねていくしかありません。ピースウィンズはあきらめずに、あらゆる可能性を探りながら関係各所と話し合いを続け、正式な許可がおり次第ミャンマー入りし被災地に向かう予定です。

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日本から医師・看護師も含めた緊急支援チームの派遣を決定

3月28日、ミャンマー中部を震源地とするマグニチュード7.7の大地震による死者は1700人にのぼり、負傷者3400人、行方不明者は300人を超える、未曾有の災害となっています(3月30日現在)。この事態を受け、ピースウィンズは日本から医師・看護師・調整員を含めた緊急支援チームの派遣を決定。本日夜の便で隣国タイに向けて出発します。


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ピースウィンズは災害や紛争、社会構造の変化などによって危機にさらされた命に対して国内外問わず支援活動を行う、日本発祥のNGO(非政府で非営利の民間組織)です。
大西健丞により1996年に設立され、設立以来、世界各地に支援を届け続けています。